2019年に大型モデルチェンジをするZシリーズの新色について
カワサキのZシリーズは、初代モデルが登場してから2018年で45周年を迎える代表モデルの一つです。
初代モデルであるZ1は、正式には「カワサキ900スーパー4」という名称でしたがその後モデルチェンジをしていくにあたり「Z」というシリーズ名が定着しました。
ここ最近、初代モデルであるZ1の人気が再燃しはじめているのですが、この45年の間に排ガス規制基準の引き上げや、エンジンまわりの動力化などバイクに使用される技術が大きく変化をしてきたことにより、初代モデルをそのまま乗るというのはかなり難しい状態になっています。
そこでZ1は乗りたいけれども現代風の仕様のバイクがよいというユーザーのために、最先端のスポーツバイクとしてZ1の再来として新たに発売されるようになったのがZ900RSでした。
Z900RSはカワサキワークスレーサーを原型として作られているモデルで、カワサキ独特のグリーンカラーをメインにビキニカウルを使用するというこだわりのデザインをしています。
更にネイキッドタイプのZ900RSと動力部分はほぼ同じ形状でありつつ、フルカウルをつけることでカフェレーサー仕様にしたZ900RS CAFÉというモデルも発売されており、2018年のバイクシーンを大きく盛り上げてくれました。
発売からわずか1年ですが2019年からはそんなZ900RSを含むZシリーズで大きなモデルチェンジが行われることが発表されています。
その中の目玉の一つが、大排気量のストリートファイターであるZ1000の新色登場です。
もともとZ1000はZX-9Rで搭載されていエンジンをベースに作られたバイクとして登場しましたが現在ではアルミフレームを採用し独自のモデルとして存在しています。
このZ1000の人気は2017年に欧州地域で発売されたことでブームになっていたのですが、2018年からは日本でも販売されています。
現行車のモデルではカラーリングはグリーンと黒色の二色が基調となっていたのですが、新モデルではカワサキらしいグリーンはなくなり、黒色と灰色に赤いラインを入れるというデザインになっています。
人気のZ900でも同じように黒色がメインカラーとして採用されており、金属部分にグリーンおよび赤色を配置するようになっています。
ニンジャの新色について
もう一つカワサキを代表するバイクのNinja(ニンジャ)も2019年に新カラーが投入されることが決まっています。
こちらはフロント部分にオーリンズサスを搭載する構造となっており、メタリックスパークブラックとメテオグレー、エメラルドブレイズドグリーンというカワサキらしい緑を残したスタイリッシュなカラーとなります。
NinjaのZX-14Rでは黒色と灰色ベースに赤いラインを使用するZ1000と同じ系統のカラーとなっており、一色のみで展開をする予定です。