スペインメーカーが原付二種「Rebbe 125」を発表

スペインのWottan Motorとは?

Wottan Motorは、2009年に立ち上げられたバイクメーカーです。
スペインとイタリアを中心として人気を獲得し、2022年末の時点で5,000台以上の売り上げを記録しています。
ポルトガルやマルタなど、ヨーロッパでの販売網をさらに拡大しており、アジアや北米での販売も視野に入れている新進気鋭のメーカーと言えるでしょう。
主力商品となっているのは所謂ビッグスクーターの「STORM」シリーズで、ベーシックタイプを含めて6つのモデルを市場へ送り出しています。

Wottan Motorが発表したRebbe125の特徴

創業以来スクータータイプのバイク販売を専門としてきたWottan Motorが、ついにネイキッドタイプのバイクを発表しました。
それが2023年1月に販売を開始した「Rebbe125」です。
このモデルが持つ際立った特徴は、「安定した走行性能」でしょう。
運転中の快適さと安定性を確保するため、フレームとサスペンションのデザインは柔軟性と剛性にこだわったデザインとなっています。

Rebbe125には、CBSとABSが搭載されています。
特にCBSは前後のブレーキがバランスよく働くよう自動的に調整してくれるシステムで、安全性能を高めるうえで大変効果的です。
この2つのシステムがあるおかげで、ライダーが緊急に減速しなければならないときにもタイヤがロックされてしまい、バランスを失って転倒するというリスクは非常に低いでしょう。
加えて、ブレーキ性能に関しても繰り返しテストを行い、300mmサイズのブレーキパッドが最も効果的に作動するよう調整されています。

「オシャレにこだわっている」というのも、Rebbe125の魅力です。
特に、ハンドルの中央部にある液晶ディスプレイは目を引くことでしょう。
スピードメーターが常時表示されているこの液晶画面は、Bluetoothを介してスマホのアプリと連携させることで経路を確認したりメッセージの通知をチェックしたりといった便利な使い方ができます。
このように、カッコよさと便利さ、安全性能のすべてを兼ね備えた贅沢なモデルと言えるわけです。

Rebbe125のスペックをチェックしよう

Rebbe125のエンジンは水冷単気筒タイプで、排気量は125ccです。
トルクは11N・mで、ネイキッドタイプのバイクであれば標準的なパワーと言えるでしょう。

6段変速ギアで車体の長さは2,070mm、車重は155kg、燃料タンクの容量は14.5Lです。
タイヤのサイズは前後輪共に17インチとなっています。
ヘッドライトに関してはLEDが標準装備というのも興味深いポイントです。