画像引用:http://www1.suzuki.co.jp/motor/product/gsr250l5/top
スズキ GSR250のリコール情報
交通国土省からスズキ GSR250 計13,934台のリコールが発表になりました。
リコール届出番号は3915、リコールの開始は平成28年11月3日となっています。
リコールに関する問い合わせ先はスズキのお客様相談窓口までとなっています。
GSR250の不具合は灯火装置に見いだされています。
制動灯のスイッチをメインハーネス部分の接続の防水構造が不適切に作られています。
そのために、装置の中に水が入り込んでしまって、内部の腐食を引き起こし、前照灯、制動灯、尾灯が不灯となる可能性があります。
防水仕様に変更することを対策とし、防水カバーが付けられていない装置に関しては追加処置をすることなりました。
これまで見いだされている不具合は56件となっています。
不具合によって事故がおきてしまうケースがこれまで報告されていません。
GSR250の不具合は市場からの情報によるものとなっています。
不具合への対応を促すために、GSR250のユーザーに対してはダイレクトメールあるいは電話での防水対策を呼びかけるようにします。
自動車の分解整備を行っている担当者には情報を関連の機関誌に掲載するようにし、情報共有を行っていきます。
不具合に対しての改善を行った車に対しては車わくに№3915 のステッカーを貼付し、安全性を明示するようにしていきます。
リコールについてのお問い合わせは国土交通省自動車局審査・リコール課、リコール監理室までとなっています。
スズキ GSR250について
スズキの小型バイクであるGSR250はスズキの中国の現地法人(常州豪爵鈴木摩托車有限公司)で開発されたモデルGW250が大好評であったために、グローバル展開に踏み切り世界規模での販売が開始されました。
グローバル展開の結果、ヨーロッパや日本でも市場に登場するようになり人気を集めました。
248ccの並列型水冷2気筒エンジンが搭載されています。
2014年からはフロントカウルに風防を付けるなどといったモデルチェンジを行いそちらも大好評となっています。
BS250のデザインのモチーフはハヤブサを基盤としたネイキッドモデル・B-KINGとなっており、そちらもバイクファンの支持を集めています。
最近、不具合が見つかりリコールとなってしまいましたが、不具合さえ解消すれば、バイク本来の性能は申し分ありませんので、問題なく乗り回すことも可能になってきます。
GSR250シリーズにはGSR250、GSR250S、GSR250Fの3種類があり、Sは下道ツーリング、Fは高速道路のツーリング向きに設計されています。
無印タイプはスタンダードモデルとなっています。