あると便利な「バイク用スタンドホルダー」
バイクでツーリングをしていると、しばしば美しい自然の景観に遭遇します。
山道の途中にある高台や、シーサイドライン沿いにある海岸線では、バイクを停めてしばらくその景色を眺めていたいと思うことでしょう。
しかしそうした景色をより間近に見ようとオフロード区域にまで入り込んでいくと、足場が不安定になってなかなかバイクを停車することができなくなってしまいます。
バイクを停車するときには脇についているスタンドを出して車体を支えて立てかけますが、足場が不安定なオフロードにおいてはこの立てかけができにくくなります。
そんな時に持っておくと便利なのが「バイク用スタンドホルダー」です。
バイク用スタンドホルダーとはスタンドの設置部分に乗せて使う小さな皿のようなグッズです。
最も有名なのが「デイトナ スタンドホルダー71926」で、メーカーの希望小売価格は1296円ですがAmazonなどでの販売価格はだいたい700~800円くらいです。
この商品は専用の紐とフックもついているので、あらかじめバイク本体につなげておけば、うっかりスタンドを外した時に置き忘れてしまうのを防ぐことができます。
単純なようですが非常に便利なグッズなので、オフロード走行を好むライダーなら早めに購入しておくことをおすすめします。
土や斜面に駐輪させるときに注意したいこと
スタンドホルダーを用意していればほとんどの路面でスタンドを使うことができます。
一見簡単なグッズのようですが、これがあることで砂利道、泥道、砂面などあらゆる条件で使用が可能になるので非常に重宝します。
バイクに乗っていると必ず経験するのがこうした未舗装道路でのスタンドです。
特にバイク専用の駐車場がない住宅やアパートでは土の上に駐車することになったりするので、大雨が降ったあとなどにはかなり不安定な状態で駐車をしなくてはいけません。
不安定な路面への駐車はちょっとした振動ですぐに転倒してしまうので、大切なバイクを破損してしまう可能性があります。
もしバイク用スタンドホルダーを持ってない時にそうした不安定な場所に停車しなくてはいけないなら、手近にある板や平らな面のある大きな石を利用しましょう。
スタンドの置かれる場所だけでも平坦にすることができればバイクは簡単に倒れなくなります。
特に注意したいのが夏場のアスファルトです。
アスファルトの種類によっては、夏場高温になった時に軟化してしまうことがあるので、バイクを立てておいたらスタンド部分がめりこんでしまったということが起こります。
ですので高温になったアスファルトに駐車をする場合、必ずバイク用スタンドホルダーもしくは代替品を使うようにしましょう。