「首都圏乗り放題プラン」のバイク利用時のメリットや利用方法について

バイク限定で行われていた高速道路乗り放題サービス

バイクライダーであればおそらく耳にしたことがあると思いますが、NEXCO東日本と中日本では共同で定額の高速道路乗り放題サービスを展開しています。

期間は2017年7月14日~同年11月30日までで、その間はインターネットもしくはモバイル端末から申し込みが可能です。

このサービスの目的はツーリングの需要を喚起することで、特に首都圏近郊在住のライダーに対し、関東~中部までのドライブ・ツーリングスポットをお得な価格で巡ってもらえるようにしています。

もう一つの目的が高速道路の利用促進で、小回りの利くことで下道を選びがちなバイクで、素早く移動ができる便利な高速道路への呼び込みを兼ねているのです。

そのためプランを利用することができるのは二輪車限定となっており、利用をする時には公式サイトから使用する二輪車の車両番号標(ナンバープレート)と本人の名前、ETCカード番号など必要な項目を入力します。

この登録では利用開始日を指定することができるので、その日から最大2日間コース内を自由に出入りすることが可能です。

料金は1コースにつき2500円で、全部で4つあるコースの中から好きな場所を選びます。

注意点としては必ず事前登録による申し込みをしなければいけないということと、ETCカードで支払いをするため機器が搭載していないバイクでは利用ができないことです。

申し込みがきちんと行われると詳しい内容が記載されたメールが返信されるので、確実に受け取ることができるメールアドレスを用意し、登録時に間違いのないよう入力しましょう。

ちなみに申込み日数は最大2日間ですが、仮に半日しか利用をしていなかったとしても料金は変わらず、返金をされることもありません。

他の「平日朝夕割引」との重複もできるので、そちらの還元額(無料走行分)もサービス料金に充てることが可能です。

サービスを使った場合に通行できるルート

サービスで選ぶことができるコースは全部で3つあり、「関越道・上信越道・東北道」「東北道・常磐道」「東関東道・館山道」です。

もう一つ「東名・中央道」コースもありますが、そちらはNEXCO東日本ではなくNEXCO中日本でのみ受付しています。

2日間は長いようで、実際に走行してみると短いものです。
そのため、できれば休みに合わせて日程を設定するなど、できるだけまるまる2日間使えるようにした方がお得でしょう。

高速道路でのツーリングでおすすめなのが、有名SAめぐりです。
SAは下道からは乗り入れすることができない特別なお店で、上記の対応エリア内には名物SAと言われるところがたくさんあります。
ただ無目的に走行するのではなく、スケジュールを組んで順番に回るとよいでしょう。