多くのライダーの間で話題のテネレが登場
ヤマハがかつて作っていたバイクで、「Ténéré700(テネレ)」というモデルがあります。
このバイクは1983年ごろに初代モデルが発売されましたが、その後は日本では新型が出ませんでした。
ただ、バイク好きなライダーの中では密かな評判となっており、新モデルの登場が期待されていました。
そして初代から36年が経過した2019年、テネレの新しいモデルが販売されることになりました。
これまでにヤマハはセローやSR400など、名車と言えるようなバイクを多数生み出しています。
テネレは発売当初のコンセプトを踏襲しつつ、往年の名車で培った技術がベースになっています。
そのためスペックは非常に高いものとなっており、待ち望んでいるファンの期待を裏切らないクオリティを誇ります。
ラリーバイクを彷彿とさせる、さまざまな路面を乗りこなせるバイク
テネレはラリーバイクのようなスッキリとしたフォルムで、さまざまな道を走ることができます。
砂漠を駆け抜ける動画は多くのライダーの目に焼き付き、そして映像から抱かせたイメージ通りの走行性能となっているのが特徴です。
砂の多い道や砂利道、雨で濡れた路面など、ライダーにとって技術が求められる道はたくさんあります。
テネレはスリムなボディながらも安定性が高く、転倒などを気にせず軽快に走ることが可能です。
テネレは「アドベンチャーバイク」という異名を持つように、山道などでもしっかりと対応することができるのです。
ただ、このバイクは変化のある道だけでなく、一般道でもその性能を発揮します。
安定感のある伸びやかなスピード感は、他のバイクでは味わえない魅力があります。
中距離くらいのツーリングなら疲れずに走ることができますから、街乗りにも旅にも使えるバイクに仕上がっています。
こうしたコンセプトのバイクはなかなかないため、他のライダーと機能性で違いを出したいなら、このバイクはおすすめと言えます。
ヤマハやならではの完成度の高いデザイン
テネレはデザインも良く、冒険を楽しくさせてくれるようなワイルド感がありながらも、どこかスポーティでクールな雰囲気もあります。
バイクを楽しむ上で、やはりデザインは大切です。
自分の気に入ったバイクに乗れば、いつもの移動がさらに充実した時間になります。
カラーリングもバリエーションが用意されているため、好みの色を選ぶと良いでしょう。
テネレは多くのライダーを魅了しており、36年という歳月をかけただけある仕上がりとなっています。
これから新しくバイクを購入する人も、テネレの初代モデルを知っている人も、それぞれの楽しみ方ができるはずです。
きっとあなたの愛車として、長く活躍してくれるでしょう。