ライダーにとって憧れの的となる存在のバイク
アメリカのバイクメーカー、ハーレーダビットソンは、多くのライダーが支持している会社です。
往年のワイルドかつクールなデザインをベースにしたバイクはどれも個性があり、常に業界をリードしています。
ハーレーの代表モデルはたくさんありますが、その中でもひと際目立つ存在なのが「ローライダー」です。
ローライダーシリーズは現在でもニューモデルが定期的に発売される人気モデルですが、その初代は1977年に登場しました。
この時代はまさにバイクブームの全盛期で、本場アメリカだけでなく日本のバイク好きにとっても受け入れられました。
今でもローライダーのファンは多く、その名前を聞くだけで熱い気持ちが込み上げてくる人もいるほどです。
クロームパーツを随所に取り入れた、ワイルド感満載のフォルム
ローライダーの特徴はたくさんありますが、特筆すべきなのはやはり「フォルム」です。
ハーレーならではのまさにアメリカンなスタイルで、クールな外観となっています。
スタイリッシュなデザインの元になっているのが、「クロームパーツ」です。
輝きがバイクのクールさをさらに引き立てており、抜群の格好良さに仕上がっています。
ローライダーはディテールまでしっかりとこだわった作りになっており、小さなパーツまでひとつひとつ手抜きがありません。
こうしたこだわりが完成度の高いバイクを生み出しており、長く愛されるモデルとなる所以なのです。
1977年に発売されて以来さまざまなマイナーチェンジが加えられてきましたが、1999年にはツインカムモーターを搭載したモデルが発売されました。
これによって外観だけでなく走行性能も大きくアップして、より走りやすいバイクになりました。
さらに2016年にも改良型のモーターを導入したモデルが発売され、こちらも大きな支持を得ています。
外観を損なわずに常にベストな走りを実現するローライダーは、まさにバイクのひとつの完成形と言っても過言ではありません。
ツーリングを楽しむために最適なバイク
ローライダーはスポーツタイプのバイクのように攻めた走りを楽しむより、ツーリングで旅をするのに適しています。
広い道路は特にどっしりとした安定感のある走りを見せてくれて、快適な旅を実現してくれます。
シートの座り心地はとても良く、ロングツーリングでも疲れをあまり感じることなく走行できます。
ハンドルとシートとのバランスがしっかり考えられているため、足腰に無駄な負担がかかることもありません。
このようにローライダーは長年に渡って愛され続け、今も進化するバイクです。
ライダーと共にローライダーも、走り続けるのです。